タクシーした日 #53 タクドラ髭男dism
長澤まさみのケツ…
好きな言葉です。(何かを見た)
なんだかすっかり梅雨ですね
雨が降るとタクシーは忙しくなってありがたいんですけどシートがビッショビショになるのがホント嫌なんですよね、なのでいつもの某病院のタクシー乗り場に逃げ込みます。
いつもは2、3台のタクシーが待機してる乗り場も雨のせいかガラガラ、3回ほど最寄りの駅へのショート仕事をこなしてから世田谷の八雲までのお客さま、荷物多めのおばちゃんです
下道指定なのがアレですけどね、まあいいでしょう雨だしね。
走り出して程なくおばちゃんが話しかけてきました
(´・ω・)「私ね、3週間入院してたのよ」
(´∀`)「あら〜それは大変でしたね、お疲れ様でした」
(´・ω・)「それがね、お医者さんが言うには心臓の病気らしいんだけどアタシは違うと思うのよ」
(´∀`)「…え?ちがったんですか?」
(´・ω・)「絶対違うのよ、あれは嘘ついてる顔だったわ」
(´∀`)「そうなんですか…それは大変でしたね」
(´・ω・)「そうなの、しかもねあそこの病院の職員が全員なんかおかしいのよ」
(´∀`)「ええ〜怖い!それは怖いですね」
(´・ω・)「怖かったわよ、全員私と目を合わせないのね、それでなぜか私に子供を差し向けるのよ」
(´∀`)「差し向ける?」
(´・ω・)「そう、まず子供が話しかけてくるの、最初は私もアラ可愛いわねとか言ってたんだけどすぐ気づいたのなんかおかしいってねだってそうでしょ次から次へと知らない子供が話しかけてくるのよ私もう怖くって」
(´∀`)「そうなんですかそれは怖いですね…」
私も病院のタクシー乗り場メインでやってるのでこういう感じのお客さまには慣れたもんなんですけどね、いかんせん目的地まで小1時間かかりますのでコレはマジでキツい。
(´・ω・)「だってね私が夜誰かに見張られてるから嫌なのって言っても部屋を変えてくれなかったのよ」
(´∀`)「そうなんですね怖かったですねお疲れ様でしたね」
(´・ω・)「診察の時もね私の背中に盗聴器をつけてるのよ」
(´∀`)「そうなんですね怖かったですねお疲れ様でしたね」
と、会話を断ち切ろうとするもコチラのリアクション無視で謎の電波トークが止まりません。
ただ、途中で三田のラーメン二郎の前通った時は突然ラーメン屋に並ぶ奴は頭おかしい的なことを言い出して度肝抜かれましたね、オマエに言われたかねーだろよ
そんなこんなでやっとこさ目的地に到着です、長かった〜、すると
(´・ω・)「あなた運転がお上手ね、来週また病院行くから来てくださらない?」
嫌です。死んでも嫌なので
(´∀`)「ありがとうございます、でもウチの会社そういうの禁止なんですよ〜」
つってそそくさと退散しましたよ…疲れた
いやあそれにしても、皆んなそれぞれ色んなものと戦ってるんですね
私もそんなガンギマリ人間のことを知りたかったのですが…分かりませんでしたので太陽系ごと天体制圧用最終兵器ことゼットンで吹き飛ばしちゃって良いと思います、やっちゃって下さいゾーフィさん。