タクシーした日 #30 疾風伝説 特攻のタクドラ
なんか前回、ちょっと良い話風に締めたんですけど…
次の出番で自分が青キップ切られましたわ
(2年ぶり2度目)
うーん、今考えるとアレはやっぱダメだなぁとか思うんだけどさ、切られた瞬間は「クソがっ!」とか「なんで俺がこんな目に…!」とか「こんばんは、ガースーです」って思うよね
まあ、事故になんなくてよかったのかな…
ダンスるよりマシだなと思うようにしますよ、くやちい。
それでも生きて行くしかありません
気を取り直して行ってみよう!
昭和通りをシートベルトもせずに爆走しているとお客さん「羽田までお願いします」
よいしょ〜♪
朝の通勤時間帯に浜崎橋抜けてからレインボーブリッジ渡るのって最高なんですよね、今日は良い事ありそうです(´∀`)
久しぶりの羽田に気を良くして大井PAでお昼寝してたら2時間寝てしまいました…
こんなんでコロナ禍を乗り越えられるのでしょうか?俺はもうダメかもしれん…
いや!まだまだ〜っと心を入れ替えて三ツ目通りをチンタラ流してるとギャザリアの前でお客さんです
これがスカイツリーまで、ほんで入れ替わりで竹の塚へのお客さんをゲットだぜ!
さらに北千住からのお客さんを上野までご案内ですよ、うーん充実感。
青タン時点で4万できました!ここ最近ではかなり頑張りましたよ、なんならもう帰ってもいいかななんて思っちゃいますね
しかし今日はもうひと頑張りしちゃいますぞ
張り切って上野で付けてるとお客さんです…が!
「おーうっ!小岩までなっ100円でな!」
ザ・輩みたいなのが乗ってきてしまいました…帰りゃよかったよ…
1番うるさいのが助手席、もちろんマスクもしてません 後ろには女の子1人とそこそこうるさい男子2人という最強の布陣で小岩に向かいます
走ってる最中も窓を開けてギャーギャー喚きながら進みます
マジ勘弁してくれよ…と思いながらも小岩に到着しました、長かった…
ヨーカドーの裏辺りで止めてとの事だったので会計してると助手席のバカが疲れを知らない子供のように喚いています
早く降りてほしい…
すると「オイ、お前今なんつった?」と、新キャラ登場です、
完全にヤクザな人が完全にヤクザの女を連れてます
助手席のバカも引くに引けないのか「あ?なんだよ!?」と応戦してます、アホです。
後ろの3人はこりゃマズイの顔
まあでもお金はもらったので早く降りてもらいたいからドアを開けます
「ありがとうございま〜す」と言って降車を促してると、いつの間にか車の周りは怖い人達に囲まれてました
うわ〜怖え〜
なんでも良いけど車は凹ましたりしないでほしい…と思っていると
「お兄さん、お金貰った?そしたら行っていいよ」と優しく言われました
「あ…ハイッ!んじゃもう出しますねっ♡」
とっととその場を脱出しました、怖え。
もう帰ろっかな、と思ってると「いいですか?」と大学生っぽいお客さん
普通のお客さんが目に沁みます。゚(゚´ω`゚)゚。
これが目黒まで!!よいしょ〜!!
万収だわ大人しいわで最高だよアンタ!
なんだかんだで久しぶりに抜き6万出来ました。
マジ頑張った!マジで頑張ったよ!
褒めて!!